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インド 日本の新幹線採用決定!規模・金額は? [経済]

インド国内の高速鉄道整備事業において、日本の新幹線が採用される。
インドのシン首相が5月下旬に来日する予定で、その際に行われる首脳会談で
両国政府は合意の確認を目指している。

日本側は「パッケージ型インフラ輸出」を目指しており、
車両や運行システムなどの技術を一括して提供するとしたい考えだ。
実現すれば新幹線では初のケースとなる。
インドで日本の新幹線が採用決定!.jpg
 


政府関係者によると、新幹線が導入される見通しとなったのは、
インド西部のムンバイ―アーメダバード間で、全長約500キロメートル。
事業規模は9000億~1兆円で、川崎重工業やJR東日本などが参加する。

新幹線を導入することにより、移動時間が約10時間から約2時間に短縮される予定だが、
用地買収などに数年かかるため、着工時期は2015年度以降となる見通しだ。

「開業以来、乗客の死傷者がゼロ。環境性にも優れている」
という、新幹線の魅力がインド側に伝わった結果だ。

インドの高速鉄道計画は2009年に発表された。
現在は7路線が計画され、20年までに4路線の事業化を目指す。

日本は、グジャラート州が企業誘致のために開く投資イベントの提携国であり、
同州には日本企業専用の工業団地建設が進められるなどの追い風もあった。

ただ、インドで高速鉄道構想には課題も山積している。
国内では高速鉄道の建設よりも貧困層の生活向上が先だとする世論も根強く、
資金確保は困難だ。
さらにインドは慢性的な電力不足状態にあり、新幹線を走らせるための
電力の安定供給の問題から、原発の増設など社会インフラの整備も必要となる。

「テロの懸念」もある。
インド各地では、イスラム教とヒンズー教などの宗教間の対立によるテロが相次いでいる。
新幹線が高速運転から停止するのには4キロの走行が必要で、
もし線路が爆破されれば大規模な事故になりかねない。


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